こんにちは!
京築・大分北部でフォトグラファーをしているきょんぴーです。
今年も七五三シーズンがやってきました!
各地のお寺やお宮で3才・5才・7才のかわいらしいお子さんの姿を見かけることも多いでしょう。
傍から見ている分には「かわいい!」でいいのですが、
七五三を行う当家になったときに
「あれ?何を準備したらいいんだっけ?」となってしまいますよね。
今日は、毎年20組のご家族の七五三同行撮影をしていて、
この準備があるとお子さんが笑顔で七五三詣りができるなと感じたことをまとめてみました。
今回は、着物や髪飾り・小物・美容室予約という着付けの準備の話ではなく、
当日お子さんがご機嫌に過ごせるような工夫についての記事を書こうと思います。
七五三当日に持っていくといいもの
スニーカーまたはサンダル
七五三では、着なれていない着物を身につけているお子さん。
特に3才のお子さんは、草履を初めて履くというパターンが多く、
「うまく履けない」「親指と人差し指の間が気持ち悪い」「歩きづらい」との理由で
歩くのを嫌がる子も多いのです。
ですので、記念撮影をするときだけ草履を履いて、その他はスニーカーで歩きやすいようにしていると、お子さんの機嫌がよくなることが多いです。
元気いっぱい走り回れますしね♪
もちろん正式な格好でいられるのが一番いいとは思うのですが、
七五三はお子さんが「楽しかった!」と笑顔になれる方が、
本人にとっても、周りの家族にとっても、いい思い出になるはずです。
ですので、3才とか5才とか年齢が低い時は、そこまで“正式な格好”にこだわることはないのではないかなと私は思っています。
お気に入りのおもちゃ・ぬいぐるみ
写真撮影のときに、お気に入りのおもちゃ・ぬいぐるみなどがあると、お子さんの笑顔が引き出しやすくなります。
本人に持たせるのもよし、パパやママが遊び相手になってあげるのもいいと思います!
また、お絵描きグッズがあると、祈祷までの待ち時間に座って遊ぶことができます。
一口で食べられるおやつ・飲み物
疲れた時に一口で食べられる、飴やラムネ・グミなどがあるとお子さんは喜びます!
初めからあげるのではなく、「今だ!」というタイミングをみてあげましょう。
おやつを持っていることは秘密にしておくといいですよ。
親がおやつを持っているのを知っていると、お宮に着いてすぐに欲しがっちゃいますので!
それと、歩くと喉が乾きやすいのでお茶など飲み物があるといいと思います。
ただ、飲みすぎるとトイレに行きたくなっちゃうので、飲み物をあげるタイミングも考えないといけないですが。
洗濯バサミ・クリップ
トイレの際、着物の裾をあげて帯の上で洗濯バサミなどを使い止めておくと、汚れや着崩れの防止になります。
袴がさがってきたときにも、中で止めることができますしね!
着替え
3才の場合、着物を脱ぎたくなる子もいます。
どうしても嫌な時は無理に着続ける必要はないと思いますので、代わりのスーツやワンピースを用意しておくのも一つの手です。
また、車に着替えを積んでおき、いつでも着替えられるようにしておくと親も安心ですよね。
絆創膏
足袋や草履を履いていると、鼻緒で指の間が擦れて皮がめくれてしまうことがあります。
絆創膏は魔法のキズテープ!
絆創膏をはると不思議と痛みが消えちゃうお子さんもいるので数枚持っていくことをおすすめします!
七五三を行う年齢
七五三を迎えるご家族からの質問で多いのが、
「年齢は満がいいですか?数えがいいですか?」というもの。
これは私の考えですが、年齢が小さいほど「満」で行う方がいいのではないかと思っています。
例えば3才七五三の場合、数えだと「2才になったばかり」というお子さんもいるでしょう。
着物をきるならば、2才より3才の方が着てくれる可能性が高いですし、親の疲労度も違うと思います。
最後に
七五三のお祝いをしようと思うと、用意するものは意外と多いものです。
着物を着て笑顔でお参りしてくれると親としてはうれしいですが、
何を優先とするのかを考えた時にはやはり“子どもの笑顔”ではないでしょうか。
七五三は「我が子が今日までスクスクと育ってくれてありがとう」とお祝いと感謝の気持ちを表す儀式。
この日を迎えられる喜びを、親として祖父母として子どもと一緒に喜んであげられるといいなと感じます。
嬉しいハレの日。
お子さんがドングリを拾おうが、走ろうが、変顔しようが、
少々のことには目をつぶって、素敵な七五三を迎えてもらえたらと思います!