けいちく暮らしの子育てコラム、第4弾を担当するのは、京築ママライターあゆみです。
息子が小1の頃、ある絵本作家のイベントへ行きました。そこで展示物の解説は作家さん自身が行うという、贅沢な機会に恵まれました。
「僕は有名でお金持ちだよ」ユーモアたっぷりな作家さんの自己紹介に、息子がピクンと反応。
息子は思いきりタメ口で、若干肩を上げ気味に「ボクもたくさんお金持っているよ」と言い放ちました。
作家さんは「へぇ〜君もお金持ちか。でも僕の方がお金持ちだぞ」と応戦。
さすがは絵本作家さん、どんな変化球でも対応可能なのか。
息子は怯まず「ボクはね、千円持っているよ!」とドヤ顔。
作家さんは一瞬固まったが「そっか〜、おじさん負けたな」と見事な引き際。
私は2人のやりとりを少し離れたところから見ていました。大勢のお客さんの前で、私はドキドキヒヤヒヤ、変な汗かいたわよ!
今は小6の彼、あの頃よりも周りが見えるようになってきたようで、もうあんな大それたことはしなくなりました。
少し残念な気持ちもありますが、成長を嬉しくも感じます。
このエピソードとこの絵本作家さんのイベント詳細を、私のブログ(外部サイト)で紹介しています。⇨こちら
※ この文章は、築上町広報令和3年1月号に掲載した子育てコラムを加筆・修正しています。
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