暮らし

独りで子育てを頑張っている京築ママへ。子育てママ支援隊にじいろ

京築ママライターのsonoです。

2020年夏。
コロナウイルス感染拡大防止の為、イベント中止や施設休館のお知らせの情報にもすっかり慣れてきた残念な8月。

短い夏の思い出に!と苅田町を拠点に活動している【子育てママ支援隊にじいろ】さんのイベント「にじパーク」を取材させていただきました。

 

子育てママ支援隊 にじいろとは??

2013年。子育てママグループ5人で結成された「子育てママ支援隊にじいろ」。

「子育ては独りでするものではない! ママを笑顔にするために少しでも気持ちを分かち合いたい」との思いで様々なイベントを企画してます。

プレイパークという遊びイベントには、小学生を対象にした「にじパーク」。
未就学児を対象にした「あおぞらパーク」。
大人を対象にした「コスモパーク」と、年間を通して時期や内容を考慮して開催されています。

親子で思いっきり遊ぶ。気の向くままに遊ばせる。

「京築の子ども達に、やりたい遊びをアンケートしたら、一番多い遊びは何だと思いますか?」と代表の石田さん。

「ボール遊びでした。」と予想外の答えを教えてくれました。
今の時代は「ボール遊び禁止」の公園も多くあり、子ども達が思いっきりボールで遊ぶことも難しいようです。

さらに、このようなウイルスが蔓延する世の中を、私たち親世代は想像が出来たでしょうか?

私たちが育ってきた時代とは確実に違う今、自分が育ったように、我が子を育てることはとても難しいことなのかもしれません。

だからこそ、「今の親世代の私たちが協力しあって、みんなで楽しみながら子育て出来る機会を作りたい」と石田さんは言います。

なぜだろうを体験する。意思のある行動が学びに繋がる。

今回、小学生を対象にした「にじパーク」は、築上町・牧の原キャンプ場での川遊びデイキャンプでした。

決まり事は、「誰か大人を連れて川に入ること」以外、特にありません。

安全に楽しく遊ぶ工夫は自分で考え、気の向くまま自由に遊びます。
そして、「なぜだろう?」の意思の先の行動には、必ず学びがあります。

そのチャンスを逃さないで欲しいという、にじいろメンバーの思いが詰まった自由なイベントでした。

 

にじいろイベント参加の子どもたち。教えてくれたこと。

5年ほど前からプレイパークに参加している、さくと君は、「魚肉ソーセージで魚を釣りました。」と嬉しそうに見せてくれました。将来はインテリアコーデネーターになりたいと。なぜそう思うのか。と初対面の私に話してくれました。

取材中、どの子ども達も共通していたことは、私をお友達のお母さんのように話しかけてくれることでした。

それは、いつもイベントでは大人が見守ってくれていて、初対面でも困ったことや手伝って欲しいことは、きちんと伝えることができる子ども達に育っているからだと感じました。

親が独りで子どもを育てることは不可能で、また独りで育つ子どもは、一人もいません。

子どもも大人も、堂々と「手伝って欲しい」と言えることは、生きていく上でとても大切なことだと感じました。

 

独りで子育て頑張っているママへ。
遠慮せずに堂々と「手伝ってー!」と言ってみませんか??

 

子育て支援隊 にじいろ

ママ応援・育児相談・臨時託児
【思いっきり遊ぶプレイパーク】

・にじパーク(小学生対象・月1回主に祝日)
・あおぞらパーク(未就学児・月1回第4水曜日苅田町パンジープラザ)
・コスモパーク(大人・不定期)

子育てママ支援隊にじいろ

 

 

ABOUT ME
sono
産まれも育ちも京築人。山が好き、海が好きなキャンプ好き。スポーツインストラクター。京築で子育てイベント「ママ笑」や出逢いイベント「アオハル。」を主催。スポーツマネジメント・イベント企画のY's Links Management (同)設立。小中高の三姉妹母。2020年よりフリーライターとして、京築ママライター&西日本新聞「てくてく京築」「ファンファン北九州」の担当ライターとして務める。