前回の記事では、築上町にある上城井小学校の菊芋掘りをお伝えしました。翌日の11月30日は、上城井小学校の近くにある豊築マルシェモンステラで収穫した菊芋の洗浄を行いました。
菊芋の洗浄は分担作業
菊芋掘りの翌朝、私が現場に行くとすでに作業が始まっていました。菊芋が入ったたくさんのカゴが積まれていて、それをどんどん洗浄機にかけていきます。
洗浄機の中を見せていただきました。霧状になって勢いよく噴射される水で、菊芋の表面についたほとんどの土を落とすことができます。
だから洗浄機に投入する菊芋は、畑から掘り出して土がついたままの状態でも大丈夫。
今日作業をしている上城井小学校の子ども達は3,4年生。寒い中、重たい菊芋の入ったカゴを、モンステラの職員の方にサポートしてもらいながら運んでいる姿、たくましかったです。
力のいる作業なので、ある程度時間が経ったら交代します。菊芋投入班、洗浄済み菊芋運搬班、菊芋カット班(私が勝手に命名)に分かれて、先生の声掛けがあるとキビキビと動いて次の配置につく姿に感心しました。
洗浄後の菊芋をカットする
洗浄が終わると、菊芋の表面はこんなにきれいになります。今度はみんなで菊芋をカットします。
山積みになった菊芋。洗浄している時にカットする作業を進めていても、こんなにたくさん残っています。
子ども達は手慣れた感じで作業していきます。初めて見た私はどこをどう切るのか全くわかりません。
これは私が体験しなければ記事は書けまいと思い、モンステラの方に教えていただきながら作業をしてみました。
まずナイフ。幼児向けの切れないナイフかと思ったら、結構切れ味良くてびっくりしました。そしてどこを切るのか聞いてみると、なかなか理屈が深い!傷んだ箇所など不要な部分、菊芋のコブが密着しているところ(土が入り込んでいるから)をカットしていきます。不要な部分は捨て、コブが密着しているところは切り離してカゴに入れます。
※もっと細かい作業があるようですが、プロの方にお任せして、私は子ども達と同じ作業をしました。
カットするだけでも、ここは切るのか切らないのか、判断に迷うケースがしばしばありました。その度に子どもも私も職員さんに「ここは切るんですか?」など聞きながら作業しました。本当に子ども達、よくがんばりました。
記事の最後に、作業の様子を動画でご覧ください。
次の日は、菊芋の切り分けと袋詰めです。