最近、行橋市のお店を探検することがマイブームの、京築ママライターsonoです。
今回は、行橋市に新しく出来た図書館「リブリオ行橋」近くを散策中に見つけた「うなぎ屋兼行」さんをご紹介します。
雰囲気ある店構えの暖簾をくぐると、「え?ここ、うなぎ屋さんよね?」と疑うほどの、細マッチョで元気はつらつな店主が出てきました。
人柄がお顔からにじみ出ている店主で、優しい笑顔のお出迎えに、「ぜひご紹介させてください」と声をかけさせていただきました。
「うなぎ屋兼行」@行橋市大橋
古き良き店構え
行橋駅東口より徒歩10分。
ハミング通りを抜け、美夜古通りを行橋市図書館リブリオを目指して歩くと、古き良き重厚な店構えが見えてきます。
大正時代から120年余続くうなぎ屋兼行。
初代開業は柳川市。二代目からは拠点を行橋に移し、現在は、三代目の兼行 久さん(79歳)が受け継ぐ歴史あるうなぎ屋です。
行橋開業から80年余り、当初はウナギの採れる京築で高級食でもあるうなぎが受け入れられるか心配だったそうです。
しかし、先代からの調理法と秘伝のたれで現代まで客が途切れない、行橋市唯一のうなぎ屋となりました。客の多くは、地元の常連さんだけでなく、高速に乗って山口、大分から県外のお客さんも多いという。
お品書き
・うな丼(角) 2000円 ・うな丼(丸) 3000円
・うな重 3000円 ・せいろ蒸し 3400円
・特別重 3800円 ・白焼き(要予約) 3000円
〈お持ち帰り〉
・蒲焼き(一匹) たれ付き 3000円
・うなぎ重弁当(当店オリジナル容器) 2300円
120年のこだわり
鹿児島、宮崎の養鰻場から厳選したウナギを仕入れ、店のいけすで数日生かすことで新鮮さを保ったまま提供することができます。
また、先代から受け継ぐ120年の継ぎ足しのタレは、時代に左右されない深いコクがあり、それでいてサラッとしてごはんに染みわたります。
若い人や年配の人まで幅広い年齢層に人気の理由です。
三世代続くうなぎ屋大将の魅力
兼行 久さん
「何かトレーニングされていますか?」と、
うなぎ屋の店主に思わず声をかけてしまうほどの立派な上腕二頭筋。
「いえいえ、何も。毎日うなぎと戦っているからね。」と優しい笑顔で答えてくださいました。
三代目の兼行 久さんは、22歳より父親の跡を継ぎ50年余この京築でうなぎ屋の暖簾を守っています。
時代と共に。
79歳。パソコンを使いこなし、今度、HPを新しくすることを教えてくださいました。
キャッシュレスもいち早く対応し、タブレットを使いこなす姿は、いつの時代にも職人としての技術だけでなく、看板を背負いながら時代に乗り遅れないような惜しまぬ努力が伝わりました。
これからのうなぎ屋兼行
「自分が引退したら、息子が四代目を継ぐ予定だよ。でも引退したら暇だからまだ継がせないよ。」と粋でいなせな言葉が返ってきました。
京築で伝統を守り、地元で変わらずそこにいてくれるお店の有難みを感じます。
ウナギの魅力
万葉集の中にも登場するほど、「うなぎを食べると精がつく」や「土用の丑の日文化」など、長い歴史がある日本の風習でもあります。
ウナギのうれしい栄養素
ウナギにはビタミンB1が豊富で、ビタミンB1は、エネルギー代謝をどんどん促すとされています。糖質を燃やしやすく、エネルギーに変えてくれるビタミンなんてダイエットに最適ですね!
さらに、B1だけでなく、細胞の老化を防止するビタミンA、髪や肌を保ってくれるB2、ビタミンD、Eもバランスがよく、さらに、ミネラル、たんぱく質やカルシュウムなども豊富です。
まさに女性にうれしい栄養素です!
また、脳や神経の発達によいとされるDHAやEPAなど生活習慣病の予防にも最適の栄養素も含まれています。
三代目店主、兼行 久さんのはつらつとしたオーラには、そんなうなぎパワーが溢れている理由だと、納得しました。
元気がない時、ぜひ、久さんのうなぎパワーをチャージに行ってみてはいかがでしょう?
お店情報
店名 | 鰻料理専門店 うなぎ屋兼行 |
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ジャンル | お食事 |
住所 | 〒824-0003 福岡県行橋市大橋3-18-7 |
駐車場 | 専用駐車場あり※店前の道路は一方通行です。 |
営業時間 | 午前11時より午後6時頃まで(売切れ次第終了) ※夏期は早い時間に売切れることも多いため、予めお電話でご確認ください。 |
定休日 | 日曜・祝日 |
うなぎ屋兼行HP |
http://www.source.jp/unagi/info.html
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