親子の学び舎くるみとは?
苅田町・行橋市を拠点に活動する子育て支援ボランティア団体です。
子育て中のママ7人で結成され、得意分野を生かした講座などを開催しています。
「地域と子ども達の未来のために」をモットーに、子どもや妊産婦に安全なものを食べて欲しいとの思いで、食についての講座、お味噌作り、無農薬、無化学肥料の野菜作りなど、親子で参加出来る講座や体験会を企画しています。
また昨年より、化学肥料を使わない稲作に挑戦しており、京築の小中学校に無農薬のお米を提供して注目を集めました。
活動を通してオーガニック給食の推進を呼びかけています。
子育て世代のお米づくり!
5月中旬、くるみさんが行橋の田んぼで田植えをするというので、遊びに行ってきました!
昔ながらの農薬を使わないお米作りは、土も水も安心安全で、代かき作業から子どもも大人もどろんこまみれになって体を動かして遊んだそうです。
この日も、さっそくどろ遊びや水浴びをしている子ども達、それを見守る大人達を見つけました。
田んぼに近づいてみると・・・
たくさんの人!! 人!! 人!!
SNSでの呼びかけをメインに、地域の人たちの声かけなど、毎回たくさんの人が集まります。
この日は、行橋市内の高校生がたくさん参加していました。
両サイドに紐を引っ張り、掛け声に合わせて、一歩一歩後ろ向きに下がりながら手植えしていきます。
田植え参加者の声
「田んぼは初めてで、ぬるぬるしていて気持ちいです」と話してくれたのは、8歳の男の子。
足を土にすりすりしながら、植えたり休憩したり自由に楽しんでいました。
「若い人が田んぼ作りに挑戦しているから、地域みんなで応援して楽しまなきゃね!!」
と70代男性はお隣の築上町からの参加。
農業の担い手不足が心配されている今、若い世代が年長者から学び、次世代の子ども達と一緒に活動する姿を、ただただ応援したいとの気持ちが伝わりました。
そんな中、参加した高校生に話を聞いてみると・・・
「学校の授業でお米作りを勉強しました。体験は幼稚園の時以来で2回目です。今日は面白そうなので参加しました」と。
田植えの手伝い=面白そうと捉える令和の子ども達は、大人の教え方ひとつで農業のイメージを全く新しい仕事として受け入れてくれることを期待出来るかもしれません。
また、40代女性の参加者は、
「無農薬のお米作りに興味があり、いつか作ってみたいという夢があります。今回初めて実際に体験させていただき、とても貴重な機会に感謝しています」と話しました。
昔ながらの安全な農法に、現代の機械技術やSNSなどを活用しての人手確保、そして何より楽しみながらお米作りを実現していく親子の学びくるみさんたちの姿が道標となり、農業の人手不足解消に繋がることを期待します。
今後の活動もぜひ見守っていきたいものですね。
『親子の学び舎くるみ』SNS
⚪︎同じ世代の人と出会いたい!
⚪︎各種講座やイベントも行っています!