立春が過ぎ、あと数日で3月がやってきます。今年こそ梅を観に行きたい!と仕事の合間を縫って行ってまいりました!
こんにちは。新米ライターのほーりーです。今年の「しいだ梅まつり」は3月10日まで開催とのこと。まだ間に合うのかは分かりませんが会場の様子をお届けいたします!
梅まつりの会場、「綱敷天満宮」ってどんなところ?
しいだ梅まつりの会場、「綱敷天満宮」は築上町高塚にあります。天満宮の向かいは浜宮海岸で、干潮時には遠浅の干潟が広がります。毎年春になると、潮干狩りでにぎわうことでも有名です。
境内にある説明によると、901年、菅原道真公が左遷されて大宰府に向かう途中、季節風に流され浜宮海岸にたどり着いたそうです。普通の人とは異なる姿に驚いて、とりあえず!と漁船の友綱をくるくる巻いて敷き、しばらく休んで頂いたという古事から「綱敷天満宮」と称されたようです。主祭神は菅原道真公で、梅を愛していたことから境内には約1000本の梅が植えられています。東の大宰府とも呼ばれ、多くの人が合格祈願や必勝祈願に訪れています。
梅が1000本!まるごと観賞しよう
境内にはおよそ1000本の梅の木が広がり、赤や白の花をつけます。参道脇にもたくさんの梅があり、梅を観賞しながらゆっくり歩くのがおすすめです。
社殿近くには、背の低いしだれ梅が多く植えてあります。本堂の右奥には稲荷神社があり、紅白の梅と赤い鳥居のコントラストがたまりません。私が行った日も、多くの人がしだれ梅と鳥居を写真に収めていました。社殿向かって左奥には梅が広く植えてあるスペースがあります。気づかない人もいるそうなので奥まで歩いて忘れず観賞したいですね。
参道食べ歩きは、甘酒がおすすめ!
梅まつりの期間、参道には屋台が並びます。たこ焼きや梅ヶ枝餅もおいしいですが、毎年、参道入り口で迎えてくれる甘酒(300円)のお店はアットホームでついついお喋りしてしまいます。今年の梅の様子を聞くと詳しく教えてれくるので話しかけてみてはいかがでしょうか。もちろん、甘酒は絶品です。お好きな方は後入れのしょうがをたっぷり入れてもらって温まってくださいね。甘酒が苦手な方はコーヒーなどもありますよ!
綱敷天満宮の梅をモチーフに地元のお菓子屋さんがつくっている「梅の実」もこちらで購入できます。1つから購入できるので味見におすすめです。
目の前に広がる浜宮海岸も楽しもう
綱敷天満宮の向かいに広がるのは浜宮海岸です。こちらには梅はありませんが、干潮時には遠浅の干潟が広がります。
ベンチやテーブルがあるので、お散歩や貝殻探しの合間に休憩できます。子ども連れの場合は、タオルや着替えがあるとよいかもしれません。綱敷天満宮の駐車場トイレには足の洗い場もあります。3月を過ぎると潮干狩りの時期と重なり、浜辺に入れなくなるかもしれないのでチェックしてくださいね!
綱敷天満宮の梅は、春を告げる合図
私が観賞したのは2月末…
今年の梅は季節外れの暖かさのあとの雨風で例年より早めに梅が散ってしまったとのことでした。それでも遅咲きの梅が私を出迎えてくれました。
例年、満開の時期は2月中旬から下旬で、赤白の梅が咲き誇る姿を見ると胸の奥がじーんとします。春を体中で感じられる、素敵な時間を過ごすことができます。
せっかくの観賞ですから、見頃に間に合うよう、開花状況を教えてくれるSNSやサイトを参考に一番きれいな時期に行ってみてくださいね!
築上町HP↓
https://www.town.chikujo.fukuoka.jp/s036/020/020/050/080/ume-photo.html