子育て

子育てコラムVol.12「補いあって保つ家族のワークライフバランス」

けいちく暮らしの子育てコラム「子育て暮らし」の第12回目は、小学校を卒業して中学生になった子どもと家族の変化について、京築ママライターあゆみが綴ります。
※ この文章は、築上町広報令和4年4月号に掲載した子育てコラムを加筆・修正しています。

補いあって保つ家族のワークライフバランス

キッチンで作業する人たち家事分担により、家族間で共有することが増えるのも利点。

我が家の一人息子は、2022年4月で中学生になりました。家族の一人に変化があると、家族全員のワークライフバランスに影響します。例えば給食からお弁当へ、家族がそろう時間帯の変化など。

生活リズムに変化が起きると、各人が少しずつ一日のやりくりと役割を変える必要にせまられます。分担を変えて様々な家事を担当すると、今までしてもらっていたことに感謝する心が芽生えます。こうすると他の人がやりやすいとか、早く済むとか、そんな小さな発見はとても大事だと思います。

家族のワークライフバランスは、互いに影響しあうほうが良いのではないでしょうか。一人で変化に対応しようとがんばるのではなく、不完全でもいいから補い助け合って、バランスを保とうとするのが家族なんだなと考えるようになりました。

中学生になって、帰宅時間が遅くなった息子。塾に行き始めてから食事を作る時間帯が変化したり、送り迎えが必要になったりして、私の負担がいくらか増えました。その分、子どもはお風呂洗いをしたりゴミ出しをしてくれます。朝はみんなで早く起きて、協力し合って朝食の用意とお弁当の用意をしています。数年したら、またそれぞれの生活が変わると思いますが、その度に家族で助け合って一緒に成長していきたいです。

ABOUT ME
あゆみ
美容&医療ライター、美容・医療分野記事広告類の法令チェック・リライト、記事の編集・校正・校閲、薬事コンサルティング、西日本新聞社発行の地域情報紙「ファンファン北九州」ライター。過去に臨床検査技師から研究開発職にキャリアチェンジし、化粧品開発者として10年勤務後、大学で法学を学ぶ。 商業出版を経験『ピーターラビットで学ぶ!英語イメージ楽読術』(主婦の友社 2014年)、現在はブックライターとしても活動。尼崎市出身、行橋市在住。「英語絵本の会」代表。