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美夜古青年会議所(美夜古JCI)とは?? @行橋市・苅田町・みやこ町

春の心地よい季節となりました。

行橋市、今川河川敷に咲き誇る桜は、
春の風物詩となっています。🌸🌸🌸

夜には桜並木がライトアップされ竹灯籠が並ぶ「さくらみち」をご存知ですか?

今回は、この「さくらみち」を主催する
一般社団法人美夜古青年会議所さんにお話を伺いました。

さくらみちとは?

2022年春。
今川河川敷に幻想的な世界が広がっています。

桜が一斉に咲き始める3月の終わりから
約1キロの桜並木を16色のLEDライトが照らします。

また、丁寧に穴あけされたデザインからもれる優しい光。
竹灯籠の竹灯りは、訪れる人の心を和ませてくれます。

コロナ禍で京築の貴重なイベントともいえる、この「さくらみち」。

仕掛け人は誰なの??
主催者の美夜古青年会議所ってどんな団体なの?

しいい…当て字かな?と思っていたのは私だけでしょうか?

実は、行橋市・苅田町・みやこ町、この一帯を、平安時代の辞書「和名妙」には、「美夜古」と記されているそうです。

ロマンチックで素敵すぎる地名だと思いませんか??

その古名「美夜古」の地で、「まちづくり」「ひとづくり」などの活動に取り組んでいるのが…

この「さくらみち」を主催する、
一般社団法人美夜古青年会議所のみなさんなのです。

一般社団法人美夜古青年会議所、JCI美夜古とは?

まず、日本青年会議所(JCI)とは、20歳から40歳まで志の高い青年経済人で結成され、より良い社会の実現を目指して、自身の成長と地域の発展を目的として設立されました。
全国に拠点となる青年会議所は、684地区あります。

私たちの地域である1市2町からなる美夜古青年会議所(※以下、JCI美夜古)は
54年前に発足。

JCI美夜古では、これまで大韓民国JCI金海と姉妹締結をして、協動でホームステイ事業を行ったり、地域の高校生と災害地に向かうボランティア活動をしたりと、様々な事業を行ってきました。3万人が集う「桜スマイルフェスタ」は有名ですね。

さくらみち委員長の小山さん。理事長の石塚さん。地域ブランディング委員長の深川さん

写真中央の54代理事長の石塚貴仁さん(40)は「若い世代が社会性を身につけながら、仲間と共に地域の発展の為に何ができるのかを考え、“行動”することが今年のスローガンです。また、歴代の先輩方のおかげで今があると思っています。54年受け継ぐ使命は、能動的な地域活動。地域の方々が喜ぶイベントを、コロナ禍だからと諦めるのではなく、実現できる方法を考え、行動して行くことが今の私たちの使命だと思います。」と話します。

コロナ禍だからと諦めるのではなく…
「受け継ぐ使命は、能動的な地域活動」
とても印象的な言葉でした。

さくらみちで地域に笑顔を咲かせたい!!

さくらみち委員長の小山景斗さん(21)は、

「昨年、幅広い年齢層の方がさくらみちを訪れ、喜ぶ姿を見て感動しました。
今年も、子ども達は学校行事が制限されたり、家族でお出掛けも出来なかったのではないかと思います。そんな地域の皆さまに喜んでもらえるように、今年のさくらみちは〈愛〉をテーマに計画しました。家族、友人、恋人…大切な人と過ごす地元の風物スポットを作りたいと頑張りました!」と若さ溢れるキラキラした目で話してくれました。

竹伐採から加工、設置までの約3ヶ月間。そんな思いを込めてJCI美夜古のみなさんは、さくらみちを準備してださったのですね。

会員拡大ブランディング委員長の深川みゆきさんは、

「青年会議所は男性が多いイメージがあるかと思いますが、女性も活発に意見を言い合える場所です。学ぶことが多く、自らのビジネスに役立っています。1人でも多くの地域活性化を目指す仲間が増えると嬉しいです」と、JCI活動を楽しんでいる様子です。

 

さくらみち、地域のみなさんの反応は??

苅田町在住の溝口さん親子にお話を伺いました。

「毎年とても楽しみにしています。でも、コロナ禍でやっぱり無理よね。仕方がないよね。と、どこか諦めもありました。しかし、今年もさくらみちを開催してくれると友人から聞いて、親子で来ました。私たちのように小さな子ども連れや、犬のお散歩のついでに見に来ている人もいました。娘は人の賑わう雰囲気が嬉しくてたくさん歩いてくれました」と、親子3人で夜のお散歩を楽しんだようです。

2020年に日本にコロナウイルスが発生して、自粛する生活が当たり前の3歳のMちゃんにとって、親子3人でのお出かけはきっと新鮮だったはずです。

不思議そうに竹灯籠の灯りを見ている3歳のMちゃん

「今年もライトアップと竹灯籠が見れただけで、本当に主催者さんに感謝です。
実は、桜スマイルフェスタ第1回目からのファンなんです。なんだか、竹灯籠の(デザインの)クオリティが年々あがっている気がします」とママは話してくれました。

独身時代からママが見てきた大好きな景色を、
パパと3歳のMちゃんと親子3人で見られたことをとても喜んでいました。

これが、JCI美夜古さんが受け継ぐ、能動的な地域活動の結果ですね。

さくらみちは4月10日まで開催されます。

ぜひ、感染対策にマスクと防寒対策に上着を持って遊びに行ってみてくださいね。

 

 

 

ABOUT ME
sono
産まれも育ちも京築人。山が好き、海が好きなキャンプ好き。スポーツインストラクター。京築で子育てイベント「ママ笑」や出逢いイベント「アオハル。」を主催。スポーツマネジメント・イベント企画のY's Links Management (同)設立。小中高の三姉妹母。2020年よりフリーライターとして、京築ママライター&西日本新聞「てくてく京築」「ファンファン北九州」の担当ライターとして務める。